橋梁(河川、海峡、運河などの水面や、谷などを越えるための構造物)の点検は、通常の道路維持管理業務とは異なり、橋梁が損傷を受けた際に及ぼす交通・安全面への影響の大きさから、損傷の早期発見・経過観察、効率的な維持管理を目的に実施します。
橋梁点検の第一の目的は、管理する橋梁の現状を把握し、橋梁の安全な交通を確保するために損傷を早期に発見し、適切な処置をおこなうことです。 第二の目的は、効率的な維持管理や、今後の修繕計画を立てるための基礎情報の蓄積をすることが挙げられます。
これらの目的とともに、蓄積された点検結果を社会で共有することにより、維持管理・構造上の問題点・改善点を洗い出し、より耐久性・維持管理に優れた橋梁建設の貴重な資料・データの蓄積をおこなうことを目的としています。